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第40章第二の復活昔軽蔑していた者の恐ろしい栄光から身を守るため、皆は岩の陰に隠そうとしている。 イエスの威厳と優れた栄光のあまり、皆は苦しんで、圧倒される。 そこで皆は一斉に声を上げて、恐ろしくはっきりと、「主の名前によって来る者に祝福あれ」と叫ぶ。 次に、聖人は皆イエスと聖なる天使たちと一緒に都に戻る。 そして滅びる運命づけられている悪い者たちの辛い悲嘆やわめき声が至る所に響く。 次に、サタンがもう一度働き出した事を私は見た。 彼は自分の国民の間を回って、弱い者や元気のない者に力を与えてから自分と自分の天使たちは強い、と彼らに言った。 それから、よみがえった無数の人を指差した。 戦術に精通して、国々を征服していた偉大な王や戦士たちがそこに居た。 そこには力強い巨人たちと、戦いに一度も敗れた事のない勇敢な人たちも居た。 接近するだけで諸国を震わせた野心のある高慢な男、ナポレオンも、そこに居た。 背が非常に高く、高尚な気品のある振る舞いをして、戦場で倒れた人たちがそこに立っていた。 征服欲を抱きながら彼らは倒れた。 それぞれの墓から出て来る時、死で途切れた思考の流れは、途切れてしまったところから再び始まる。 彼らは倒れた時に左右されていた征服心に再び左右される。 サタンは自分の天使たちと協議してから王様と征服者、それに強い人たちと協議する。 それからサタンは、あの巨大な軍団を見渡して、「都にいる団体は小さくて弱い。 我々は上り攻め、そこの住民を追い出して、そこにある栄光と富を手に入れる事ができる」と言う。 彼らはまんまとサタンにだまされるので、皆が直ちに戦争の準備を開始する。 その巨大な軍団に、熟練した人たちがたくさん居るので武器を作る事にする。 それからサタンを先頭にして、大軍団は移動する。 サタンのすぐ後ろに王様や戦士たちは付いて行って、その大軍団も各部隊に分かれて付いて行く。 各部隊に隊長がいる。 そして彼らは隊形を整え、聖なる都を目指して、凸凹な地面の上を行進する。 イエスは都の門を閉める。 そしてその大軍団は都を囲み、戦闘態勢を取る。 彼らは激戦を予想しているので、あらゆる種類の武器を造っておいて、都の周りに整列する。 イエスと頭にキラキラ光る冠をかぶっている天使の大勢と、輝く冠を持つ聖人は皆、都の城壁の上の方に上る。 イエスは威厳のある口調で、「罪人よ! 義人が受ける報いを御覧なさい! 私が償った人たちよ! 悪い者たちが受ける報いを御覧なさい!」と言う。 そこでその巨大な軍団は都の城壁の上にいる素晴らしい団体を見る。 彼らのキラキラ輝く壮麗な冠を目撃し、それぞれの顔が栄光で光ってイエスの形を表している事、それに王の王、主の主の比類のない栄光と尊厳を見ると軍団は気を落としてしまう。 失った宝と栄光の貴さがどっと彼らを襲い、そして「罪の報いは死である」という事を痛感する。 軽蔑していた「幸せな聖なる団体」が栄光、名誉、不死、それに永遠の命をまとっているのに、自分たちは都の外で、卑劣な忌まわしい者と一緒にいる光景を見る。
マタイ23:29、黙示録6:15-16、20:7-9、22:12-15を参照 |